最終戦 鈴鹿サーキット
小倉 章太郎 選手レポート
事前テスト
今、最終戦での事前テストは無く、レースウィークの木曜日からの走行でした。怪我は無く、車輌の破損は中度で修復して最終枠を走行し最低限の確認は行いテストは終了しました。
特別スポーツ走行(公式練習)
10月後半、冬も間近という中で天候に恵まれ走行に望む事が出来ました。思っていたよりも気温・路面温度共に低くはなく日中は暖かく、久しぶりに走る鈴鹿サーキットのコースを確認しながら走行し、セットアップを進めました。
今回のテストでは原点に振り返るべく、ほぼSTDスペックの足回りで望みタイムを詰めていきました。タイムに伸び悩む場面では、中富R・チームメカニックの方にアドバイスを受けセットを変更し、少ない走行時間の中でBESTを更新する事が出来ました。
予選
朝の気温はグッと冷え込み、路面温度も上がらず更に冬めいた気候です。前日のテストの中、ソフトコンパウンドよりタイムの良かったミディアムコンパウンドを選択しましたが、ミディアムコンパウンドの性能を十分に発揮する温度まで発熱させる事が出来ず、タイムアップが望めませんでした。予選時間いっぱい走りましたが、劇的なタイムアップは望めず30位と沈んでしまいました。
レース決勝
予選で外したタイヤコンパウンドをソフトに変更し、予選の状態より車体セットに小変更を加え決勝のグリッドへ向かいました。
泣いても笑っても、本年最後の決勝スタート。前レースでスタート失敗した事を踏まえ、同じミスを繰り返すまいとスタートを成功させ、予選順位を挽回しました。スタートで7台近くをパスしオープニングラップを回ります。
序盤からペースを上げて走行する事が出来、自己ベストを更新しながら周回を重ね、タイム差がある選手との集団の中、抜きつ抜かれつつの攻防を中盤まで競り合いました。後半に差し掛かるとタイヤグリップの低下からスライド量が多くなり対応法を模索しながら、現状維持のペースに若干落としてしまいあと少しの所でポイント圏内に届かず22位でチェッカーを受けました。
今回、チームメカニックの方々によるアドバイスとセットの変更により事前テストから転倒無く、順等に進める事が出来、ポイント圏内こそ逃してしまいましたが、大幅にタイムアップする事が出来ました。まだまだ詰める所ばかりですが、1つ1つを確実に潰していきたいと思います。
最終戦が閉幕し1年間を無事に戦える事が出来たのも、ご支援・ご声援頂いた皆様のお陰だと思っており本当に感謝しております。
この先も、全力で戦い更なるタイムアップを狙い上位入賞・優勝目指して頑張っていきたいと思います!!有難う御座いました。