RC KOSHIEN Racing 2007

Results & Reports

第4戦 スポーツランドSUGO GP250クラス
山崎 郡 選手レポート

練習走行

約3ヶ月間のインターバルを終え、後半戦がスタートしました。
インターバルの間はバイクに乗ることは全くなかったのですが、後半戦に向けてしっかりトレーニングをし、身体作りを行ってきました。

8月上旬に菅生で事前テストがあったのですが、オートポリス以来2ヶ月振りとなる走行でした。菅生は少し苦手なサーキットではありましたが、まずまずの感触を得られることが出来ました。テスト時には気温、路面温度共に高かったので、もう少し下がってくれればと願いレースウィークに入りました。

今回は木曜日から走行することが出来たのですが、生憎の雨でした。
週末は雨の予報でしたし、菅生でのレインコンディションの走行の経験が無い為、2本とも走行しました。思ったよりもグリップ感を得ることが出来ず、少し不安要素を残して初日の走行を終えました。

走行二日目のART合同走行1本目は少しウエットパッチの残る路面状況で、とにかく転倒しないように走行しました。
2本目はドライコンディションでの走行でした。フロントサスペンションのセッティングに時間を費やしてしまい、タイムアタックできないまま走行時間が終わってしまい、8番手で走行終了となりました。

予選

朝から気温、路面温度共に低い中、予選が開始されました。
昨日から少しサスセッティングを変更して、予選に挑みました。いつ雨が降るかわからない状況だったので、早めにタイムを出しにいこうと考えていました。

いいフィーリングを得られたところで、ピットインし、タイヤ交換してタイムアタックに入りました。

すぐに自己ベストを更新し、それからもっとタイムを上げて行きたかったのですが、そこから毎周他のライダーに引っかかってしまい、結局タイムを更新出来ないまま、予選6番手で終えることとなりました。

思うようなタイムを出せなかったのは非常に悔しいですが、ドライコンディションでいいフィーリングを得られた事は凄く大きな収穫でした。

決勝はどんなコンディションであろうとトップグループに付いていき、いいレースがしたいと思いました。

ウォームアップ

決勝に向けて、マシンの最終調整を行いました。人間、マシン共に調子は良く、決勝レースが楽しみになってきました。

決勝

朝から雨が降り続いており、ハードなレインコンディションの中、決勝レースがスタートしました。まずまずのスタートをきったのですが、4コーナーで少しオーバーランしてしまい、順位を落としてしまいました。とにかく1周目は慎重に走り、7番手でオープニングラップを終えました。周回ごとにポジションを上げたのですが、4周目に富沢選手にかわされてしまい、6番手に下がってしまいました。必死に食らい着いていきたかったのですが、思うようにマシンが走ってくれなくて、ポジションをキープするので精一杯でした。

とにかくそこからはポジションキープを第一に考え、安定したタイムで走るように心掛けました。終盤、後方のライダーが追い上げてきましたが、焦ることなく慎重に走りきり、6位でチェッカーをうけました。

決勝はもう少し上を狙っていけると思っていましたが、まだまだ実力不足を感じさせられたレースとなりました。

今回のレースウィークはドライコンディションになったり、ウェットコンディションになったりと凄く難しかったのですが、自分自身にとって非常にいい経験となりました。今までフルウエットでのレースは1度しか経験していなかったので自信にもつながりましたし、苦手意識のあった菅生のコースにも良いイメージを得ることが出来ました。

しかし、一方で自分自身のレースに対する考え方、取り組み方を変えてもっともっと強くならなければならないという事を痛感しました。残り2戦、最良の結果を得られるよう、精一杯頑張りたいと思います。

今回、ご支援ご指導してくださった、チームオーナー、チーム監督、チームスタッフ、ヤマハ関係者並びにスポンサーの方々、そして応援してくださった皆様、本当に有り難うございました。今後とも、ご支援、ご指導の程宜しくお願い致します。

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