RC KOSHIEN Racing 2007

Results & Reports

第3戦 オートポリス GP250クラス
山崎 郡 選手レポート

山崎選手

ART走行

1ヶ月前の事前テストで、1年振りにオートポリスを走行しました。事前テストは3日間を予定していましたが、あまり天候に恵まれず、ドライ走行出来たのは初日のみでした。

1年振りの走行でしたが、自己ベストタイのタイムもマークすることが出来、いい状態でレースウィークに入ることが出来ました。前日の予報では雨が降るはずだったのですが、2本とも良い天気の中、走行することが出来ました。

ART合同走行1本目では、エンジンの慣らし、タイヤの確認をしました。2本目は、どんどんタイムを上げて行きたかったのですが、あまりいいフィーリングを得ることが出来ずにいました。

色々とセッティングを変更し、最後にようやくまとまってきましたが、残り時間が少なく、タイムアタック出来ずに走行終了となってしまいました。

コンディション的にはとても良く、最低でも自己ベスト更新を目標にしていたので、凄く残念でした。

ベストラップ 1’55”711  総合結果 8位

公式予選

朝から生憎の雨が降り続き、予選開始の時刻には霧が発生してしまい、2時間遅れで予選開始となりました。序盤はなかなかペースを掴めず、少し苦労しました。

周回を重ねるごとに徐々にペースを掴み始め、タイムがあがってきた頃に、タイヤ交換とエンジンセットの変更のためにピットインしました。

再度コースインしてから、毎周タイムを更新していくことが出来ていたのですが、残り時間がわずかになってきたところで、大雨が降ってきてしまい、タイムアップは困難な状況となってしまいました。

結局、この時点で、全ライダーがタイム更新出来ず、その結果、予選4番手を獲得することが出来ました。

正直、今回こそはフロントローを獲得したかったので、とても悔しい結果となりました。

ベストラップ 2’05”130  予選結果 4位

ウォームアップ

決勝に向けて、エンジン、サスセッティング等の確認をして、ウォームアップ走行を終えました。

ベストラップ 1’05”295  ウォームアップ結果 7位

決勝

朝から小雨が降ったり、霧が発生したりと、複雑な天候でしたが、15時過ぎた辺りから日が射してきて、GP250の決勝前には青空も見え始めました。

前回のレースではスタートを失敗してしまったので、今回は必ずスタートを決めたいと思っていましたが、またしても失敗してしまい、1コーナーへは7番手で進入しました。そのまま順位変動なく最終コーナーを立ち上がりましたが、コントロールライン手前で1台にかわされてしまい8位でオープニングラップを通過。

山崎選手

トップグループに離されてはいけないと思い、早くポジションアップしたかったのですが、他車と接触してしまい、トップグループどころか、5位走行の選手にも差をつけられてしまいました。意地でも追いついてやるといった気持ちで、前を行く選手を追いかけました。

5周目に5番手に上がり、そこから6秒近くあった差を縮めて、4位を走行する富沢選手に追いつくことが出来ました。

タイム的には勝っていたので、早く抜いて自分のペースで走行したかったのですが、勝負出来るポイントが限られていて、仕掛けてもまたすぐに抜きかえされるといった状況でした。

こういった厳しい状況でしたので、強引にでも抜くしかないなと思い、11周目の第1ヘアピンで仕掛けたのですが、不覚にもフロントからスリップダウンを喫してしまいました。幸い、マシンが軽症だったので、再スタートをきることが出来ました。

結局、9番手で復帰し、コントロールラインを通過したとき、わずかに前の選手が見えました。追いつけるかどうかわかりませんでしたが、やれるだけのことはやろうと、全力で追いかけました。1周ごとに2秒近く差が縮まり、見る見るうちに追いついていきました。なんとかラストラップに2台抜くことが出来、7位でチェッカーとなりました。

やはりスタートで出遅れてしまったのが今回の一番の敗因です。また、もう少し冷静になっていれたら、転倒は避けられたように思います。まだまだ課題の残るレースとなりました。

これから3ヶ月間のインターバルに入りますが、後半戦に向けて、これらの課題を克服していきたいと思います。前半戦、僕をサポートして下さった、チームオーナー、監督、チームスタッフ、ヤマハ関係者並びにスポンサーの方々、そして応援してくださった方々本当に有り難うございました。後半戦は、前半戦の課題を克服し、トップ争い出来るよう頑張りたいと思います。

精一杯頑張りますので、今後ともご支援、ご指導の程宜しくお願い致します。

ベストラップ 1’55”117   決勝結果 7位

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