第7戦ST600クラス
沼田憲保 選手レポート
今年からRC甲子園さんよりエントリーさせて頂きましたが思うように成績も残せずに最終戦を迎えることになってしまいました。この3日間は天候にも恵まれ、ドライコンディションの中レースが出来ました。
11/3フリー走行
金曜日の朝フリー走行では前の週に走り込みが出来ていたのですが、フィーリングの違いに思うようにタイムを上げる事が出来ず事前テストの意味が無くなってしまいました。僕が思うに路面温度の違いや路面コンディションの影響を受けたせいではないのかと思っています。
午後の走行では路面温度も上がり午前の走行での問題点であった事の対処で、Fサスの減衰を効かせてリアの車高も上げて走行しました。
結果は午前の走行の問題点は多少よくなったがまだ不安が残った状態でフリー走行が終わってしまいました。
11/4予選
今回のST600クラスの予選はタイムテーブルの変更で開催クラスの最初の予選が600ccからになりA組は8:00からで幸運にも僕はB組なので8:30からのスタートでした。
昨日の問題が解決出来ているか不安材料が残る中予選が開始されました。
序盤は路面温度が低いのでタイヤの温度が上がるまでは無理をせずに徐々にタイムアップさせて行きました。やはりペースを上げると昨日の問題が出てしまい、何度となくフロントタイヤが切れ込みタイムを上げる事が出来ません。路面温度の低さも有ったので上位陣もまだタイムも伸びず午後の予選に気持ちを切り替えました。
2回目の予選ではだいぶ路面温度も上がりスタートはリアタイヤのみ午前中の中古で走り始め午前の問題をチェックしました。
午後の予選は20分間と短い為、3ラップ位で確認を終えないとタイヤ交換をしてタイムアタックが出来なくなってしまいます。タイヤ交換を終えてアタックを開始しましたが上手くクリアが取れず午前のタイムよりは上がったのですが他のライダー達も上がりポジションを上げる事が出来ず今期ワーストの20位でした。
11/5朝フリー
朝のフリー走行では確認程度の走行しか出来ず、余りにも気温が低いのとタイヤの磨耗が激しかったからで機能確認程度の走行になりました。
11/5決勝
2006年最後のレースが幕を明け20番手からの追い上げに期待しつつクラッチミート。
スタートの出だしは良かったが前方のマシンがスタートをミスしよける為に一度アクセルを戻してしまい1コーナーの飛び込みで集団に飲み込まれてしまいました。
この集団の中で走行していたせいか水温が前回の岡山国際と同様に上昇してしまいトルク感が無く付いて行く事がやっとな状態でした。
ブレ−キングで詰めようとするが中盤以降ではブレ−キングでリヤタイヤが滑り出しハードに懸ける事が出来ず14〜16位のレースになってしまいました。
最終的に16位で今回もポイントが取れないレースになってしまいました。
最終戦こそ良いレースがしたかったのですが応援して頂いた方には申し訳有りませんでした。
今年1年間、応援して頂き有り難う御座いました。サーキットで沢山の人から声をかけて頂き本当に励みになりました。
また、西上社長・スポンサーの方々有り難う御座いました。感謝しております。