RC KOSHIEN Racing 2006

Results & Reports

第6戦GP250クラス 
山崎 郡 選手レポート

山崎選手

練習走行

3週間前のテストで、久しぶりに岡山国際サーキットを走行しました。

オートポリスでのレースが終わってからSUGOまでのインターバルの間に、1度だけスポーツ走行に行ったものの、雨で良いテストが出来ませんでした。今回の事前テストでは、天候にも恵まれ十分な手ごたえを得てレースウィークに入りました。

1本目はマシンの慣らしやサスセットの確認をして走行を終えました。

2本目は気温も上がって来たので、フロントにワンランク硬めのタイヤを履いてみましたが、思ったよりフィーリングが良くなかった為、元のタイヤに戻しました。

2本とも、フロントのセットが今一つ決まらず、自己ベストを更新することが出来ませんでしたが、セットの方向性は見えてきており、タイムを出す自信ももてたので不安はありませんでした。

予選

朝から晴天で、良いコンディションの中、予選が始まりました。何周か走行し、バイクのフィーリングを確認してすぐに、ピットに戻りタイヤ交換をしました。タイヤ交換を終え、タイムアタックを開始しましたが、少しフロントのセットが良くなかった為、もう1度ピットインしました。

再度タイムアタック。サスセットもある程度決まり、人間、マシンの調子も良く、気持ち良く走行できたので自己ベストを更新できると思いました。目標の2秒台には届かなかったものの、自分の中では納得のいくタイムが出たので、その後は明日の決勝に向けてロングランをし、自己最高位の6位で予選を終えました。

ウォームアップ

決勝に向けてサスセットの確認をしました。納得のいくセットが決まり後は決勝を待つのみとなりました。

決勝

レース前、沼田さんに「前の選手について行って、しっかり勉強して来い。次のレースが楽になるから。」と言われました。

"絶対について行ってやる。最後には俺が勝ってやる"と思いながらスタートを待っていました。観客も少なくなった夕方近い15時40分、決勝がスタートしました。

スタートは今までで最高でした。まさかホールショット、とまで思いました。が、しかし、ブレーキングが甘く、1コーナーで7位まで落ちてしまいました。アトウッドの立ち上がりでラタパー選手を抜きましたが、すぐにバックストレートで抜き返されてしまい、1周目は7位で通過しました。前のグループに付いて行こうとしましたが、自分のペースが遅く差を広げられてしまいました。前との差も広がっていき、また後ろとの差も広がっていく中でレース中盤に入りました。

中盤ではタイムも上がってきて、"前に追いついてやる"と気合は入っていたのですが、ペースは殆ど同じで差を縮めることは出来ませんでした。逆に、追いつこうとして焦ってしまいミスが多くなってしまいました。まだまだ経験、実力不足で弱かったです。

山崎選手

終盤になるとバックマーカーの処理に手間取ってしまい、前との差がかなり広がり、差を縮めることが厳しい状態となりました。

ラスト5周は、とにかく転倒しないように走りきり、今季、最高位となる7位でチェッカーを受けました。内容は納得のいくものではありませんでしたが、結果を残せて本当に良かったです。

今回のレースで、また新たな課題が見つかりました。しっかり課題を克服し、次戦では内容、結果共に良いレースができるよう精一杯頑張ります。

今回、このように結果が残せたのも、チームオーナー、監督、チームスタッフ、ヤマハ関係者並びにスポンサー様、そして、いつも応援して頂いている皆様のおかげです。

本当に有り難うございました。次戦も頑張りますので、ご支援の程よろしくお願いします。

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