第6戦ST600クラス
沼田憲保 選手レポート
週間予報でも今週は天候には恵まれ3日間を通しドライでの走行が出来ました。 事前テストでも雨に降られる事も無くテストが出来ていたのでドライのセットも仕上がっていました。
10/13フリー走行
金曜日の朝フリー走行では前の週に走り込みが出来ていたのでマシンやタイヤに関しての変更はしないで再確認の走行になりましたが何故か先週のフィーリングと違いが有り思うようなコーナーリングが出来ません。
午後の走行では午前の走行での問題点であった事の対処で、Fサスの減衰を抜き走行を始めたのですが良くなりません。
リアの車高なども下げたり色々な取り組みをしましたが良くならずタイムも1'35''7位しか出せませんでした。
10/14予選
今回もST600クラスの予選は8:40からと早く、今回はB組なので路面温度が低いがB組なので多少は路面温度も上がってA組みよりも多少だが有利でした。
昨日の問題が解決出来ているか不安材料が残る中予選が開始されました。
序盤は路面温度が低いのでタイヤの温度が上がるまでは無理をせずに徐々にタイムアップさせて行きました。やはりペースを上げると昨日の問題が出てしまい、何度となくフロントタイヤが切れ込みタイムを上げる事が出来ません。ピットインしメカニックと相談しFサスの伸び側の減衰を抜いてピットアウト。多少だが減少したのですが他のコーナーに影響が出てしまいタイムを詰める事が出来ませんでした。
2日目の予選でも午前の問題が解決出来ずに、まるで暗闇に入った鳥の様な心境で出口も見つからずにもがいている状態でした。
結局タイムアップ出来ずに2回目の予選は終了してしまい、19位番目で予選は通る事が出来ました。あまりの予選の悪さに情けなくなります。
10/15朝フリー
昨夜はスタッフが前後のサスをバラして確認して頂き朝のフリー走行ではRサスからではないかと指摘を頂きRサスの伸びを抜いて走行しました。
8時20分からの走行では簡単な確認しか出来ません。しかも路面温度はかなり低下していてサスの確認出来るまでのペースに上げる事が出来ませんでした。
10/15決勝
フリー走行での確認不足の不安を持ったまま決勝を迎えました。
予選が悪かったせいで前回のSUGOの様なスタートを切れれば混戦に巻き込まれずに良いレースが出来るとプレッシャーを懸けすぎたのか平凡なスタートになってしまい1週目で15位辺りの集団の中に埋もれてしまいました。
前走者に果敢にアタックしているのですがこのコースでのパッシングポイントは少ないのでなかなか前に出る事が出来ませんでした。
10週目頃には水温が90℃まで上昇してしまい、これは集団の中に入たせいで風の受けが少なかったのでしょう。この頃からタイヤのグリップ感も減りコーナーへの飛び込みでもリアタイヤのスライドを感じてしまいペースが上がりませんでした。気持ちは前向きだったのですが、ポジションを上げるつもりが逆に下げてしまい最低なレースになってしまいました。
最後まで走りきる事は出来ましたが、スッキリしないレース内様になってしまいました。YSP箕面・西宮店からも応援団が来てくれていたのに、すいませんでした。
スポンサー各位の皆さん、情けないレースですいませんでした。最終戦の鈴鹿では良いレースしますので応援宜しくお願します。