RC KOSHIEN Racing 2006

Results & Reports

第4戦GP250クラス 
山崎 郡 選手レポート

山崎選手

練習走行

1週間前のテストで初めてオートポリスを走行しましたが、2日間とも雨でした。
自分自身では、ウェットコンディションを十分に走り込めた状態でレースウィークに入りました。

ドライコンディションでの走行を全くしていなかったので練習走行は晴れて欲しかったのですが、残念ながら雨の走行となりました。非常に風が強く、とても危なかったので、とにかく転倒しないように走りました。

2本目は雨も小降りになり、1本目よりもタイムアップが出来ましたが、納得のいくタイムを出すことが出来ず非常に残念でした。

予選

朝から雨が降り、ウェットコンディションで予選が始まりました。このコンディションを克服するため、なるべく多くの周回を重ねていこうと考えていました。

コースインしましたがメインストレートでかなり向かい風だったので、一度ピットインしてスプロケットを少しショートにし、再度コースインしました。徐々にコンディションも良くなり少しずつペースを上げて行き、自己ベストは更新出来ましたが、大幅にタイムアップ出来ず、最終的には14番手で予選を終えました。

今回はテスト走行からずっと雨での走行をしていたので、予選順位は2列目以内を目標にし、自分自身では万全の体勢で挑んだつもりだったのですが、このような結果しか出せず、今ひとつ自信が持てなくて、こんな自分に対して腹が立つ思いがしました。とにかく、筑波からの課題である<雨の克服>を改めて実感しました。

ウォームアップ

10分間というわずかな時間ですが、ドライコンディションで走行することが出来ました。しかし、さっぱり感覚がつかめずに終わってしまいました。こんな状態でレースを戦わなければならないのは、とても虚しく、どう戦えるのだろうかと複雑な思いでいっぱいでした。

決勝

決勝前、監督に「来年につながるレースをして来い。」と言われました。

わずか10分間のドライ走行、今回は、とにかくコースに慣れることを一番に考えようと思いました。

小雨が少しぱらつく中、ウェット宣言が出され決勝レースがスタートしました。
自分の中では一番良いスタートが切れましたが、1コーナーのブレーキングが甘く、何台かに抜かれてしまいました。その後も周回を重ねるごとに後続のライダーに抜かれ、18番手まで順位を落としてしまいました。

山崎選手

抜かれた後も必死に前のライダーを追いかけたのですが全くついて行けず、差がどんどん広がって行きました。こんな状態になってからは、とにかく転倒しないよう、コースに慣れることだけを考えながら走っていました。

徐々にコースにも慣れていき、残り6周辺りからコンマ5秒ずづタイムが縮まっていきました。ラスト2周のところでベストタイム。そして、前の集団にも追いつき、最後はその集団の一番前でゴールすることが出来ました。結局、他車の転倒などもあり、最終的には11位でゴールすることが出来ました。

今回、ぶっつけ本番のドライレースとなり、とても不安でしたが、来年につながるレースが出来て自分では良かったと思っています。

次戦まで少しインターバルがあるので、この間に、マシンのセッティング、自分自身の身体、精神面など全てにおいて、しっかり鍛えておきたいと思っています。そして後半戦ではもっと良い結果が出せるように頑張ります。

社長、監督、チームスタッフ、そしてヤマハ関係者様並びにスポンサー様、前半戦のご支援有り難うございました。後半戦からは、もっとアグレッシブに攻めるように精一杯頑張りますので、より一層ご支援の程よろしくお願いします。

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