全日本ロードレース第3戦筑波戦
佐藤裕児選手レポート

佐藤選手

金曜日 公式練習

1回目、1週間前にテストをさせていただき、その時に走りにくかった所を改善する為、スプロケの変更などを施し走行開始しました。コーナー全体でのフィーリングがよくなり事前テストの時よりも走りやすくなりました。しかし、キャブレターのセッティングを濃い目でスタートした為、中間でのツキが悪く2回目はキャブレターのセッティングを変更して挑みました。1本目、1分00秒8で20番手でした。

2回目は、1回目よりとても乗りやすく、中間のツキも良くなり、微妙なアクセルワークにもついてきて、いいフィーリングでした。

集中して1本走りきり、周りのライダーに引っ張られて何とか59秒台に入り12番手でしたが、引っ張られて出たタイムなので、早く一人で59秒台コンスタントに走れるようにならないといけないと思いました。

土曜日 公式予選

1回目、昨日の公式練習でマシンの感触が良かったのですが、デトネーションが出ていた為、キャブレターのセッティングを少し変更して走りました。感触は昨日とは変わらなかったのですが自分自身がタイムを出さないと、と焦ってしまい、1分を切ることが出来ず0秒3で20番手となってしまいました。マシンは良い状態なので2本目、セッティングはそのままで落ち着いていこうと思い走りました。

2回目は前後フレッシュタイヤにしてスタートしました。中盤以降いいタイミングでタイムアタック出来ましたが今ひとつ伸びず、59秒7で総合18番手5列目スタートとなりました。

日曜日 ウォームアップ走行&決勝

佐藤選手

ウォームアップ走行は雨となり、サスセットなど変更。250cc初のウェット走行となりました。12周ほど周回し、少しずつ慣れてきたところでチェッカー。タイムは全く出ていなくて1分09秒3で24番手となってしまいました。

決勝は微妙なコンディションでラインはドライになっていたので、カットスリックを選択しました。レーススタート。スタートで出遅れ1周目21番手で通過。タイヤはよかったのですが、自分自身が全然駄目でペースが上げられず、20番手辺りで走っていて中盤以降、次々と後続車両に抜かれていき結局24位でゴールとなりました。

今回のレースは本当に情けない結果で大変申し訳ありませんでした。スタート、レースの運び方など、色々と次回のツインリンクもてぎに課題がありますが、勉強になることもとても多く、次のレースに生かします。