RoadRace2003 RC KOSHIEN
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久保選手画像1

全日本第4戦鈴鹿大会

  前の週に事前テストへ行き車体の問題はアンダーブラケットを交換したらコーナー中のハネも解消しました。バシッといきたいところなのにエンジンのセッティングが思うように進みませんでした。レースウイークに課題を残しての鈴鹿となりました。

■練習

  クランクシャフトも新品に交換してトップグループにからめるように気合を入れて望んでいたのにもかかわらず、S字・逆バン・DL・デグ2・最終コーナーの立ち上がりで、アクセルを全開に出来ないくらいのボコつきが出ました。それを解消すべくMJを絞るとデトネーションが出てしまうので、走りに集中できずに午前・午後ともに21秒すらきることが出来ずに16番手でした。午後はピストンハイトを下げてMJを絞りこんだらボコつきは少し解消しました。

■予選

   自分の感覚でアクセルを全開にするとボコついて失速してしまっていたので、回転が落ちてしまうコーナーはパーシャルをかなり意識しながら走行していました。前日の二本目の時はストレートではかなり伸びていたのに比べ、頭落ちして回り込みが悪い状態でした。集団の中で走りペースがそこそこだったので19秒8で17番手でした。二回目にはストレートで向かい風が出ていたのと、コーナー立ち上がりの回転数を高くキープしたかったのでファイナルを半丁ショートにして行きました。ショートにした事でコーナー立ち上がりは走りやすくなり加速も朝よりは良くなっていました。ボコを気にしてPWJを絞りこんでいました、回り込みも悪かったのでピットインしてMJを絞ったのですが、さほど良くならず力が無くてデトネーションを出してしまいました。タイムは一本目を更新できずに20秒6で順位を落してしまい、予選結果21位となってしまいました。

久保選手画像2■朝のフリー

   このままセットアップがいまいちでは、また恥ずかしいレースをしてしまうので、去年使用していたラム圧システムとユニット(電気系)を交換し、去年最終戦TIのデータを参考にジェッティングし走行しました。結果は絞りすぎの状態で、早かったのは1・2周だけで最後には力も無くなりシリンダー・ピストンを壊してしまいました。

■決勝

  朝から大冒険して失敗しているので、またキャブセットは元に戻し、後はコーナーで頑張って走るしかないと腹をくくっていきました。スタートは周りに比べるとかなり良く1コーナーまでにわりと抜く事ができて1周目は16番手で戻ってくることができました。でもバイクはいまいち走っていなかったので、ストレートで楽々抜かれる状態でした。コーナーで抜き返したりストレートで横に振ったりして抵抗はしていたのですが、順位はますます落ちていきました、集団の中ではなんとか前にいきたいと思いながら走りつづけました。残り5周のところで水温が70℃になり、裏ストレートで108℃にまで上がってしまいました。後半に入り序盤よりもバイクが遅くなっていたので、マシントラブルと思いレースを諦めピットインしリタイアとなってしまいました。

  またもノーポイント、今年は勝ちに行くレースをするつもりでいたのに、まったくお話にならない状態なのでめちゃ悔しいです。今回の文章を見てもマシンの言い訳ばっかりで、なんかレースをしている感じがしません。このままでは自分の顔に泥を塗っているのと同じなので、なんとか次のもてぎまでには言い訳をしないようにセットアップを煮詰めてトップ争いをしたいと思っています。
 
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5/24-25 全日本ロードレース第4戦in鈴鹿
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