約3ケ月間のインターバルを終え、後半戦がスタートしました。
インターバルの間はバイクに乗ることは全くなかったのですが、後半戦に向けてしっかりトレーニングをし、身体作りを行ってきました。
8月上旬に菅生で事前テストがあったのですが、オートポリス以来2ケ月振りとなる走行でした。天気には凄く恵まれましたが、菅生は少し苦手ということもあり、なかなかタイムが出せず、いい状態でレースウィークに入ることが出来ませんでした。
とにかく焦らずに、着実にセットアップを進め、「自己ベスト更新」を目標に、ART合同走行に臨みました。
1本目はエンジンの慣らしをし、マシンのセットアップを進めていきました。
2本目は少しセットを変更して走行しました。ようやく方向性が見えてきたかなといった所で、上位ライダーの後ろに付くことが出来たので、これはいいチャンスと思い、頑張って付いていきました。ぴったりと付いていくことは出来ませんでしたが、いいきっかけを掴めたように思います。その後、単独走行で自己ベストを更新することが出来、予選に向けて少し自信を出せました。
朝から気温、路面温度共に高い中、予選が開始されました。
絶対に自己ベストを更新するという気持ちで挑みました。昨日とはコンディションが違い、序盤は各ライダーあまりタイムが出ていないようでした。
エンジンセットを変更し、いいフィーリングになったところで、タイヤ交換し、残り10分タイムアタックに入りました。着実にタイムを上げ、自己ベストを更新、ラストラップは目標の32秒台を目指して走行しました。
結果、32秒台には0.056秒届かず予選7番手でしたが、自己ベストを更新出来たのは、良かったと思います。決勝はトップグループに付いていき、いいレースがしたいと思いました。
決勝に向けて、マシンの最終調整を行いました。人間、マシン共に調子は良く、決勝レースが楽しみになってきました。
他クラスの数回の赤旗中断により、スケジュールが遅れてしまい、GP250クラスの決勝は、日没の関係上安全確保が難しいと判断された為、中止となってしまいました。レースが中止になったのは、自分自身初めてで、凄く残念でした。結果は、予選結果がそのまま決勝の結果となりました。
事前テストから、ヤマハスタッフの方に色々アドバイスを頂き、レースウィーク中はチームの先輩の沼田選手にも、ライディングを見て頂いたりと、皆様の支えがあったにも関わらず、いい結果を残せなかったことが凄く情けないです。気持ちを入れ替えて、次の岡山国際に向けて、精一杯努力していきたいと思います。
次は必ず結果に結び付けたいと思います。今回、ご支援ご指導してくださった、チームオーナー、チーム監督、チームスタッフ、ヤマハ関係者並びにスポンサーの方々、そして応援してくださった皆様、本当に有り難うございました。
今後とも、ご支援、ご指導の程宜しくお願い致します。