第1戦のモテギ大会にはシーズンオフの左手首骨折の為参戦出来なかったので、今回の筑波大会には気合は入っていたのですが、事前テスト時の天候も悪くドライでの走り込みも出来てなくほとんど初ドライでの走行になりました。
午前の走行は前日に降った雨のせいかグリップ感が無く足回りのセットにほとんどの時間を費やしてしまいタイムを出す事が出来ませんでした。
午後の走行では午前中の問題が改善出来ずに、かなりプッシュして走行をしたのですがタイムが出せません。昨年のタイムどころか筑波で1分を切ることが出来ません。新型のR6に乗り始めて間もないからと言い訳はしたくは無いのだが、オフシーズンに乗り込み出来ていない自分に怒りすら感じました。西上社長から「無理せずに転倒するなよ」と言われてはいたのですが情けありません。
明けて土曜日の予選は雨の為コースはウエットのコンディション。予選組はB組でA組の結果を見てからの走行なので気持ち的には気が楽にもてました。テストでドライでの走行は走れていないがレインの走行はテスト済みな為、気持ち良く走る事が出来ました。
走行時間の終盤までは組トップに立っていたのですが、ラストラップに抜かれてしまい組み3番手で予選1回目が終了。レインではドライでのネガが出なかった事が、この結果に繋がったのと2年前の筑波大会で優勝しているので自信も有ったからでしょう。
予選2回目も雨は止まず強く降ったり弱くなったりの嫌な天候でした。予選1回目に良いポジションに居たので2回目にも勝負を賭けて挑んだのですが思惑とは逆に雨は弱くなり他のライダー達も徐々にタイムが上がり結果、組7番手まで落としてしまいました。
最終的に総合13番手までポジションを落としてしまいました。ピットインした時にリヤサスのインシャルをかけていれば良かったと反省しています。
昨日の雨も止みコースはハーフウェット。1コーナー進入から立ち上がりはフルウェットで他はラインのみが乾いてきている様なコースコンディション。決勝スタートまでには乾きそうなのでドライセットの確認が出来ないのが残念でした。悪コンディションでは今までの経験が有るせいか総合7番手と良かったのですが、決勝には一抹の不安も有りました。
ポジションは4列目アウト側からのスタート。シグナルレッドが消えクラッチミート。綺麗にスタートし1コーナーのイン側目がけて飛び込もうとした時、前走者が接触しているのを見たのでアウト側に車線変更しそれが仇になり何台かに刺されポジションを下げてしまいました。
1ヘヤピンからダンロップ下ではアウト側から何台か抜き正確なポジションは解らなかったが13番手位。その後2ヘヤピンの進入でもアウト側から抜きに行ったがリヤタイヤからのスリップダウン。恐らく昨日の雨の影響で外側の路面に砂が浮いていた為に滑ってしまったのではないかと思います。
今年はチームもHITMAN RC甲子園に変わり万全の体制で挑んだ筑波大会なのに1周もする事無く戦列を離れてしまい、申し訳なく思います。
スポンサー様には、結果が出せずにすいませんでした。次回のオートポリスでは、最高の結果を届けられる様がんばります。
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