夏のインターバルを挟み後半戦最初となるSUGOラウンド。後半の巻き返しを狙っていた自分としてはかなり気合の入ったレースウィークでした。
台風の影響で大雨の中のフリー走行1本目のスタートとなりました。路面には大きな水溜りや川が無数にありかなりコンディションは悪かったのですが、事前のテストにおいてウェットコンディションは一度走行しており、好感触で走れていたので順調に周回を重ねることが出来ました。
雨は降っていましたが風はずいぶん収まり、走りやすいコンディションになったために、さきほどとは違いほとんどのライダーが走行をしだしました。翌日の天気予報では晴れとなっていたので、ここで、無理をして転倒するリスクを避け、雨のセッティングを煮詰めることに重点を置きました。マシン、ライダーとともに問題点はなく、雨ならばいいポジションまでいけると確信しました。
前回のオートポリスに続き、今回も予選1回というミスの許されない状況でした。
開始後まず1分34秒台に入れてピットイン。リアタイヤを交換してピットアウト。1分33秒7のタイムで、その時点で6番手でした。残り15分となってラストアタックを開始。ピットアウト後2Lap目で1分33秒5で自身のタイムを更新、32秒台を狙った翌周のホームストレートでマシンが焼き付いてしまい転倒。この転倒で自分の予選は終了。
予選を終えてみると9番手まで順位を下げてしまい、スターティンググリッドは今シーズンワーストの3列目スタートとなってしまいました。
当日は予報どおり台風も過ぎ去り晴天となりました。事前のテストにおいてドライの状況ではあまり走りこめておらずタイヤ選択、マシンセッティングとともによい組み合わせを見つけておらず、ぶっつけ本番のようなかたちで予選をむかえることとなりました。
とりあえずは、宮崎選手にセッティングを教わり、同じセッティングで走行することにしました。
予選開始直後から、集団についていきひっぱってもらってのタイムアタックを試みたのですが、思うようにはタイムがあがらず、予選1回目は総合46番手で終了しました。
タイヤを新品に履き替え1回目の走行を元にセッティングを変え予選2回目に挑みました。最初の段階でそこそこのタイムが出ていたので、さらにタイムアップをはかり、攻め続けたのですが、攻めるほどに逆にタイムが出にくくなり、自分でも不本意な結果に終わってしまいました。
後半戦をいいかたちでスタートを切りたかったのですが、力が及ばず予選通過にはいたりませんでした。次は、鈴鹿、岡山国際と地元でのレースが続くので、もてぎを含めのこり3戦いい結果が報告できるよう、頑張ります。