10/18-19
全日本ロードレース
第8戦
TI
久保選手
レポート
■練習
午前中は朝早いせいか、路面のグリップが悪く少しためらいを残して走っていました。まわりもペースが上げられなかった様で、僕は9秒5のタイムでも総合9番手でした。午後の走行では2コーナーでフロントサスが跳ねていたのでスプリングを交換して望みました。少し良くなっていましたが、根本的にフロントが高いように感じました。午後は9秒1とあまりタイムが上がらず総合15番まで落ちてしまいました。
■予選
1回目は気温も低く昨日と同じような感じだったので、タイヤコンパウンドを軟らかいのを選択しました。そしてリアの車高も少し上げて行きました。車体のフィーリングは良くなっているのに昨日とほとんど変わらないタイムの9秒2で22番手でした。2回目はわりと早いうちから9秒台がでて、フロント・リア共にイニシャルを固める変更をおこない、なんとか8秒台に入れることができました。結局8秒7のタイムで総合26番、グリットは7列目スタートとなりました。
■決勝
スタートは今年好調なので不安はありませんでした。前の列も抜く勢いで成功しました。悔しくも裏ストレートで何台かに抜かれ結局1周目はあまり順位を上げることができませんでした。序盤から集団に引っ張られ予選を上回るタイムがでていました。レース中、前に行く事だけ考えて走っていました。裏ストレート終わりのヘアピンでは横にも並べていないのに斜めに進入して、強引に突っ込みクロスラインで抜き返されないようにラインを押え無理やり順位を上げていました。ホームストレートでもスリップであっさり抜かれるが、そのままアウト側にいては抜き返す事もできないので、わざとアクセルを戻し後ろにさがり、更に強引にインをさして抜き返し順位をキープしていました。ラストラップでもヘアピンで前の1台を抜き5台の集団のトップでチェッカーを受けました。順位は19位でした。
今回、TIのレースを最後に引退すると決めていたので、悔いが残らない様におもいっきり自分の走りを出しました。監督にもそう言われました。決勝中は前を抜く事だけ考えていましたが、レースウィーク中はレースを始めたのもTIなので、「このコーナーでも転倒したな・・」とか、いろんな事を思い出し、これまでのレースを噛みしめていました。正直トップグループに離された時の悔しい気持ちが昔より減っていると思います。その気持ちから引退する事を決意しました。たしかにこれまでチャンスがありながら優勝出来なかったのは心残りです。でも、一つ一つのレースをみて自分自身では全力でやってきたので悔いは無いです。これまでみなさんのおかげで、思う存分レースを続ける事ができました。社長に監督ありがとうございました。今までサポートして頂いた方々や応援しくれた人達にも感謝しています。ありがとう!
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