5/10-11
全日本ロードレース
第3戦 TUKUBA
久保選手レポート
待ちに待った今年初めてのレースなので、初戦から流に乗れるようにと思いTIや鈴鹿にも行き筑波も前の週に走り込みして、今回のレースに臨みました。
■練習
最初からとばしていけるようにあらかじめ慣らし済みピストンを作ってあったので、そこそこのペースから走行することが出来ました。ウォーターポンプが止まって100℃をこえるなどハプニングもありましたが、この日のタイムは1秒2で総合10番になっていました。午後の走行で、気温は上がっていたのに湿度が25℃と低く、キャブセットが絞りすぎの状態になっていてデトネーションを出してしまいました。
■予選
エンジンはそこそこ走っていたのですが、最終コーナーでマシンが暴れてスピードが思うようにのせれずに、午前は1秒4でした。午後の予選もピットインしてサスセットをいじくるものの、かえって悪くなる方向に変えてしまってピットインする前の方が良かったくらいで、自分が乗り切れてない部分でセットアップの感覚もボケていました。結局0秒9で総合25番に終わってしまいました。
■朝のフリー
インフィールドの旋回も進入も良くなっていました。でも最終コーナーがどうしてもスピードがのせれずにアクセルを開けるタイミングも遅くなっていました。決勝はリア車高を半回転だけ高くしていくことにしました。
■決勝
スタートは今回練習していたのもあっていつもより自分ではかなり良かったと感じました。でも1コーナーをアウトから行ってあまり順位を上げれず、結局1周目は24番手とほとんど変わりませんでした。2周目1ヘアでいつもの様に進入したのですが、止まりきれず後を走るライダーに抜かれ、3周目またも同じように止まりきれずにラインを外してしまい後を走るライダーに抜かれてしまいました。朝のフリーから車高を変えたのが、ここまで影響するとは思っていませんでした。
最終コーナーの対策として車高を上げたのにもかかわらず、少しマシンが暴れるのが気になってスピードをのせれず、レースウィークの金曜日から含めてタイム的に一番遅い状態でした。自分自身のタイムアップを意識するのが精一杯でした。
順位は前が転んだ事によって20位という結果でした。自分が恥ずかしいところを走っていると感じながら走りつづけていました。サポートをして頂いているいろんな方々に申し訳ないと思っています。次回の鈴鹿は恥ずかしくなくアピール出来るように予選から前に並べる様に頑張ります。
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