RC甲子園2002レース結果
10/5.6 MotoGP250cc
MOTEGI
嘉陽選手レポート
■金曜日 公式練習
 まず、今回は2003年型のTZ250での参戦、新しいバイクという事もあって始めはバイクのチェックやエンジンのチェックから始った。コースは、6月に全日本選手権があったので問題はなし。その確認作業も終え、走り始めた矢先にV字コーナーで転倒してしまった。幸い、バイクにダメージは少なく、ピットまで戻って修復作業を行った。
 1番やってはいけない事をやってしまった・・・。すぐにバイクは直り、すぐさまコースイン。修復確認をしてセッティングを行っていった。
 公式予選一回目は、最初にタイムが少し出て朝のセッティングから少しずつ変更していった。いつものバイクとエンジン特性が違うので、少し慣れるのに時間がかかった。エンジンのセッティングは大体決まってきて、車体のセッティングが少し難航していた。茂木はフルブレ−キングが多いコースなので、ブレ−キングでのバイクのセッティングが難しい。
 そして、一日目の予選が終了、11番手となった。

 2日目の公式練習は、まずいくつかテストをしながらの走行となった。エンジンや車体のセッティングを詰めていき、金曜日の予選タイムを僅かではあるが更新して終了。
 決勝タイヤも履き、確認もして終了。
 午後の公式予選2日目が始った。最初から少しペースが上がらなかった。セッティングもかなり詰まってきて、いい感じで走れるようになった。
 そして、最後のタイムアタックに向かったが、ちょっとしたトラブルが出てしまいタイムも少ししか上がらなかった。この結果、一日目の順位より落ちてしまう15番手で終了となってしまった。

■決勝
 スタートで出遅れてしまい、しかも前で転倒者や接触が多く、1周目で21番手まで下がってしまいかなり出遅れてしまった。その後、とにかく前に見えるバイクを抜くことしか頭になく、必死に追い上げていった。少しアプリリアを抜くのにてこずったが、10番手付近まで上がっていった。残り10周を切った時に、前に松戸選手とロカテリ選手が見えてきた。これで更にペースアップ、なんとか松戸選手がいるグループまで抜き去りたいと思い必死にペースアップした。
残り5周あたりまでに少しづつ差がつまっていた時に松戸選手がコースアウトしてしまった。自分の前にはロカテリ選手が見えて、なんとか追いつける範囲で走行していた。そして、90度コーナーを立ち上がった時にエンジントラブルが発生してしまい、なんとか完走したかったのだがリタイヤになってしまった。

■反省点
 予選でのタイムアップが非常に小さかった事や、時間の使い方が上手く取れなかった。
 そして、決勝ではスタートに失敗し、一周目に21番手まで出遅れてしまった。
 一周目にもう少し前にいれば、また結果は違っていたと思う。
 とにかく、スタート、1周目が非常に悪かった。

レース画像
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